行動心理学

皆さんこんにちは。先日就職先が決まり、人生一番うれしい瞬間を味わっていると言っても過言ではないぐーどらくらんちです!いい結果を自分でつかめるのは本当に嬉しいですね。

さて、本日は以前お邪魔した、メイプルカフェの主催、メイプルシステムズさんのイベント「もくもく会」にお邪魔し、もくもく会の後に開かれた行動心理学LTを拝聴してきました。LTスピーカーはりんご@IT×行動心理さん(@nega321345)でした。
許可を頂きましたので、自分なりのまとめ記事を書かせていただきます。

ABC分析

突然ですが皆さん、下の画像のような状況だったら何をしますか?

「マリオをジャンプ」させますよね?
では、何故でしょうか?

答えは「キノコが出ることを知っているから」ですよね。

この状況を行動心理学的に捉えると、

ブロック下にマリオがいる環境では(A)
マリオをジャンプさせる行動を行う(B)
何故ならキノコをゲットする結果を得るため(C)

というように、A:環境 B:行動 C:結果 の3段階で捉え、これをABC分析と言うのだそうです。

Cの結果が+か-かは、人によって異なり「行動量の変化」で判断

では次に、飲酒者である僕を例に出します。

ぐーどらくらんちが好みのお酒の前に座らせる(A)
ぐーどらくらんちは自分好みのお酒を飲む(B)
ぐーどらくらんちは自分好みのお酒は美味しいと感じた(C)

次に、別の人を同じ状況下にしてみます。

Aさんをぐーどらくらんちの好みのお酒の前に座らせる(A)
Aさんはぐーどらくらんちの好みのお酒を飲む(B)
Aさんはぐーどらくらんちの好みのお酒が不味いと感じた(C)

同じ状況下でも、人それぞれの捉え方があるというお話でした。

また、人によってのプラス・マイナスを判断するには、再度同じ状況下での「Bの行動量の変化」を観察し、行動量が増えているならプラス、減ったならマイナスと判断し、あくまでその人本人の捉え方には拘らないそうです。

心理学という名前が付いているのに、「心」は扱わず行動だけで「心」を考える冷たい学問と言われているそうですが、とてもシステマティックで面白いですね。

行動量を変化させるのに、パーソナリティは必要ない

では次に、ぐーどらくらんちの飲酒量を減らしてみましょう。(辞めてください死んでしまいます)

ぐーどらくらんちが好みのお酒の前に座らせる(A)
ぐーどらくらんちは自分好みのお酒を飲む(B)
ぐーどらくらんちは自分好みのお酒は美味しいと感じた(C)

こいつの飲酒量を減らすために考えられるアプローチは3パターン

A環境へのアプローチ:そもそもお酒を目の前に置かない
B代替行動をさせるアプローチ:美味しいと思うコーヒーに置換
C結果へのアプローチ:くらんちの冷蔵庫のお酒を本人が不味いと思っているアサヒスーパードライに変える

一般化すると、
A:環境が発生しないようにする
B:同じCを持つような行動に置き換える
C:プラスの結果が手に入らないようにする

ここで一番重要なのは、「くらんち」本人のやる気や性格などの個人の問題が一切関連していない点です。

つまり、ABC分析が正確であるならば、本人のやる気や性格など関係なしに行動を変化させることが出来るということです。

行動変容のアプローチはテストである

さて、ABC分析を行い、行動を変えさせるため、アプローチを取るという流れを試しました。が、どうやらくらんちの飲酒量が減っていないようです。

取ったアプローチ:くらんちの冷蔵庫のお酒を本人が不味いと思っているアサヒスーパードライに変える

何故ここで行動量が減らなかったかというと、Cの分析が間違っており、本人にとってはマイナスになっていないようです。

このように、行動量を変容させるアプローチはテストとなるため、行動を変えさせるには、結果を受けて分析をもう一度行い、再度アプローチをする必要があるということです。

誤:C=アサヒスーパードライだとマイナス→正:C=飲酒そのものが好き
取るべきアプローチ:飲酒すると不味いと感じるようになる薬を飲ませる

これでくらんちの飲酒量が減りますね。(辞めてくださいry)

このように、ABC分析が間違っている場合があるため、アプローチをしても行動が変わらない場合があります。そのため、アプローチはテストであると自覚していることが重要だそうです。

まとめ

  • 行動を分析する時はABCで考える
  • 行動を増やす(減らす)ときにはABCに対してアプローチする
  • アプローチの結果行動が変わらない場合、再度ABCを分析し直し、異なるアプローチを取る
  • 人の行動は、プラスな結果を得たいから行われる

おまけ

人の行動を縛るのはマイナスではなくて、プラスのCで縛る方が簡単とりんごさんが仰られていたのが一番印象的でした。

部下がミスをした時に怒るというアプローチで行動を縛るよりも、褒めるや慰めるというアプローチで、「望ましい行動」を促すようにするのが人の行動を操りやすいそうですよ。

仮に、部下をAさん、上司をJさんとします。

A:Aさんがミスをした
B:Aさんは上司であるJさんに報告を行う
C:上司のJさんからプラスの結果を得る(慰められた、褒められた)

行動心理学的に、今後はAさんは同じミスをしたとしても、報告をしてくれるということです。次に、上司Jさんが怒るというアプローチを取った場合を見てみます。

A:Aさんがミスをした
B:Aさんは上司であるJさんに報告を行う
C:上司のJさんからマイナスの結果を得る(怒られた)

この場合は行動心理学的にBという行動が減り、報告を怠ったりミスを隠蔽することに繋がる…当然といえば当然ですよね。

しかしプラスで「縛る」という発想は無かった…心理学者こええ…

この心理学LTには続きがあり、次回はABCD行動分析(?)やDの長期効果を主眼にしたお話を聞けるそうです。気になる方はメイプルシステムズさんのconnpassをチェック!

https://maplesystems1.connpass.com/

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!