エンジニア実務未経験で開発職を目指す人へ送る、転職するためのアドバイス

皆さんこんにちは。ぐーどらくらんちです。今回の記事は、エンジニア実務未経験で開発職を目指して転職活動をしたり準備している人に向けた記事にしようと思います。

昨日は所属しているエンジニアコミュニティ内で良くして頂いてる方々と飲んできました。飲み会のテーマは「転職とキャリア」について、実務未経験だったり絶賛転職活動中だったりする人と、逆に会社が間口を開けている方同士で飲もう!という会でした。そんな中僕の立場はと言うと、2ヶ月前の1月に今の職にありつき、晴れてエンジニア職に就けたという新米ほやほや炊きたてフッカフカ状態です。30歳未経験で転職を終え、業務に少しばかり慣れてきた中で飲み会に参加し、転職した経験から色々と感じることがありましたので、生意気にも敢えて今回の記事を書こうと思い、PCの前に座っています。

誰でも転職活動で不採用になる

最近良く感じます。コミュニティ内でも転職活動をされている方が何人もいますし、僕より圧倒的にスキルもキャリアもありながら職が決まっていない方もいます。

何が言いたいかと言うと、「貴方のスキル100%が駄目だからお祈りされたわけではない」ということです。実務未経験だから落とされた可能性は否定しきれません。しかし、人を雇用する企業側にも事情があります。例えば先月未経験者を3人受け入れて、もうOJTするリソース的余裕が一切ないフェーズだったり、つい2ヶ月前に仕事の出来るエンジニアが辞めていったから穴を埋めたいフェーズだったり、企業側の事情は求職者からすると一切わかりません。(稀にそういう部分からカジュアル面談などで話してくれるパターンがあるかもしれませんが、この記事では除外します)またそういった事情を開示して貰える機会もありませんし、どういった理由で落とされたのかなんていうのも一般的にはわかりません。ただあるのは、職が欲しい状況に対して「お祈り」の連絡が来たという事実だけです。凹みますよね。わかります。しかし面接で全裸になってしまった程度やらかさない限り、我々求職者が100%悪いなどということはありえません。僕らが小学生の時に微分積分を解けと言われたら100%無理ですよね。小学生は微積分を解くことができるフェーズでは無いように、その企業に面接に行ったタイミングが貴方を雇うフェーズでは無かったという場合があります。

さらに、企業側が開示している情報の少なさもそういう状況に拍車をかけているかと思います。求人情報や企業サイトを見ても、実際に内部でどのような仕事やポジションが必要とされ、どのような業務をこなしていくのかわからず、面接を受けに行ったら自分がやりたいことと全く業務内容が違いそうだと感じることもありました。そのような場合、求職者側が企業に就職しても短期間で次の職場を探すこと考え始めると思いますし、企業側も同様にやる気が出ない可能性が高い人材をわざわざ抱えることになります。内定を出してもお互いの利益になりませんので、よっぽど仕事のできない人事でないならば普通は不採用にします。

つまり状況が採用を許さないケースもあるということです。このような状況に立たされた時、ほぼどんな人でも不採用になります。実務未経験者というスコープに絞ると、「新卒情報工学系学科主席」だろうが、上記のような状況に立たされれば同じです。(新卒採用に関して言えば少し状況は異なるとは思いますが割愛)

さらに求職者側に精神的な負荷をかける要因として「お祈りメール」があると思っています。求職者が不採用になった理由は開示されません。そのため、上記のように本人にはどうしようも無い状況だったために落ちたのか、それとも決定的にまずい要素を求職者側が晒してしまったのか、「お祈りメール」からは一切読み取れません。

職を探す側としては四の五の言っていられないし、今すぐにでも雇ってくれよ!と叫びたくなる気持ちになっていると思います。ではここから、僕なりに求職者側が何をすればより企業側が採用したくなるのか考えたことを書いていきます。

アドバイス

転職の志望動機を深掘りする

耳にタコが出来ているかもしれません。が、転職の話題が出るたびに志望動機を深掘り出来ている人は少ないなと感じます。なので、どうやれば志望動機を深掘りできるのか僕の経験を基に書いていきます。僕は転職活動を始めた当初「プログラミングが楽しかったから」を志望動機だと思っていました。が、その書類を添削してくれた友人からは「新卒でそんな事書いてくる奴腐るほどいる」と切り捨てられました。その経験が原動力であることを否定はしませんが、「仕事の時間に数多く見る採用希望者書類のよくある動機」として埋もれてしまうのです。

少し厳しいことを書きますがプログラミングが楽しいから開発職を志望するということは、ゲームをプレイするのが楽しいからプロゲーマーを志望する高校生と同じです。ここで履き違えてほしくないのは、プログラミングが楽しいという思いは大切にしてほしいと思っています。が、それだけでは書類に記載する志望動機足り得ないということです。実務未経験で別の職種を目指すとはそういうことで、「何故わざわざプログラミングを仕事にするのか」を書類で見られているのです。

プログラミングは仕事にしなくても出来ます。androidアプリの教材も世の中に数多くあり、作ってしまえば誰でも公開できる時代です。最近では大学生がNintendo Switch のゲームを作り、会社としてゲームを販売している事例すらTwitterで見かけました。それくらいプログラミングやソフトウェアを作るハードルは下がりつつあり、そのための教材やビジネスやコンテンツも世の中に溢れています。そこで重要になってくるのは、「ソフトウェアを作る能力を使って何をしたいのか」だと思っています。

新卒で就職した時はそんなこと聞かれもしなかったと思いますが、中途採用だとそうはいきません。しかし実務未経験の職に就こうとしているのですから、人事としては求職者が職種を変える理由やその会社を志望する理由は、とても見たいのだろうなと思います。

それでは肝心の志望動機を練るポイントを書きます。それは一つだけで、技術を扱うことを通じてあなたが「何をする人」になりたいのかを言語化することです。例えば仕事で開発職をするということは、スパンに長短はあれど「ソフトウェアをリリースする」もしくは「機能を追加する」ということです。その行為で「何をする人」になりたいのか、貴方自信がどうなっていきたいのかの具体的なイメージを考えてください。そのイメージを言語化し、書類に落とし込むのです。言葉にするとこれだけのことなのですが、今まで考えたことも無い人も多いはずですし、時間がかかると思います。が、しっかりと言語化することができれば、周囲の求職者とは違った書類が出来上がります。

キャリアプランを考える

何故採用企業側がキャリアプランを聞くのかというと、企業側は長期的に採用者がどのようなスタンスで働くかをイメージしたいからです。面接の場で求職者が前向きなことしか言わないのは当然のことです。なので、面接の場で求職者側の長期的な働き方を見極める質問は何かというと、「キャリアプランはなんですか?」もしくは「数年後どうなっていたいですか?」という質問になるのではないでしょうか。

このキャリアプランを考える点で重要なことは下記3点です。

  1. 具体性があること
  2. 面接官がわかるよう説明をすること
  3. なぜそうなりたいのか

例えば、複数の言語をマスターして様々な案件をこなせるようになっていたいという目標だとすれば、どの言語でどのようなフレームワークを使ったり、テストを書けるようになっていたいという話が出来るようにしておく必要があります。

また、面接官が人事の方の場合は技術のことはわからない前提でいるべきで、そのような場合には面接官の方にわかるような説明をする必要があります。

3点めは、なぜキャリアプランに掲げたような人物になりたいのかということの裏付けとなるような動機と言えます。つまり、先程僕が書いた志望動機と密接に関わっています。

したがって、良い転職活動の書類は自分が過去と今に何を考え今後どうなっていくのかという「ストーリー」を、紙の上で根拠だてて書いていくものとも言えます。

  • 転職動機(転職を決意したきっかけ。過去)
  • 志望動機(なぜ技術職に就きたいのか。今)
  • キャリアプラン(今後どうなりたいのか。未来)

良い書類はこれらが一貫しており、今後どうなっていきたいのかが明確になっている書類と言えます。

さらに志望動機やキャリアプランをしっかりと言語化すると、自分の転職活動のための軸が出来ます。その軸に沿う企業は案外少ないですし、いい加減なビジョンながら続いている会社も意外にあるものだと感じるようになります。応募する価値すら無いと感じる企業も多くあるはずです。キャリアプランをしっかりと寝ることが出来れば、応募したいと思う企業を選び出すことが簡単になります。そういった企業に対して、万全の準備をして応募をしましょう。

ポートフォリオやGitHubを整える

次にポートフォリオを整えます。採用する側はあなたの想像以上に細部まで見ます。あくまで未経験者という前提ですので、コードの美しさや素晴らしい機能は期待されません(もちろんインデントやコメントは意識しましょう)が、少なくともエラーが出ないようなポートフォリオを作るようにしましょう。また、就職活動をする前までには.gitignoreや、readme.mdはしっかりしたものを書くようにしましょう。僕は転職活動する段階でもreadme.mdがフレームワークのテンプレートのものを晒すという失態をやらかしました。

全部書類に書く

エンジニアへ転職するために行動に移したことはありますか?僕はもくもく会に参加し、それも勉強会参加経験と書類に書きました。エンジニアに転職するためにやったことがあるなら、すべて書きましょう。書類を書いているあなたは大した事ではないと考えているかもしれませんが、他の人からすると凄いことだったり羨ましいことだったりします。それと同じことが転職活動の場でも言えます。あなたの書類を読んで評価するのは採用側の企業です。あなたではありません。

最後に

何故もっと早く転職活動を始めなかったんだろうと、僕は何度も自分を責めました。しかし今が一番若いです。何故不採用になるのかがわからず、自分を責めたくなります。しかし状況が許さないケースもあります。転職のために用意したポートフォリオが大したことが無いと自信を無くすかもしれません。ですが、未経験でエンジニアへ転職する際には技術力はそこまで見られていませんし、実際に動くものを作り上げられる人は本当に稀なのです。結果が出ずにネガティブになってしまいがちですが、結果が出ている人は結果が出るまでやった人です。その裏に沢山失敗をしています。僕は最終的に一ヶ月で20社近く面接を受けています。

でもやっぱりネガティブになってしまう。そんなの当たり前です。そういう時は一旦休んでいいんです。休んでまた少しできそうだと思ったらやってみましょう。そのくらいでいいんです。それを続けられたらきっと内定が出ます。

この記事を読んで、一人でも転職に前向きになってもらえれば幸いです。頑張ってください。